グローバル展開で失敗しない為のポイント


“ビジネスのグローバル展開における失敗例にも、いくつかのパターンがあるわけですが、やはりその最大のものは、その国の国情にマッチしたビジネスを展開できていなかった、ということに尽きるのではないでしょうか。 というのも、ビジネスをグローバル展開するということは、その企業なり事業者が、自分の国とはその国情が全くといっていいほど異なっている他国で、その事業を行うことを意味するからです。 従って、そこでは今まで国内で行って来たビジネスのやり方、取引先との交渉のし方や、物品販売業であれば国際間の商品仕入の方式、またその仕入代金決済の方式、そして、運転資金を調達するための金融の仕組み、さらにはビジネスに直接関わってくる法制度の違い、また行政当局との関係のあり方などなど、およそ、国内でのビジネスとは何から何まで違っている、という「違い」を克服しなければならないことになるのです。 この、自国とは全く違っている国でのビジネス、という認識を持たずにグローバル展開を行ってしまうと、こうした様々な障壁に阻まれて、その事業計画は全く軌道に乗らず、それどころか現地の行政当局と衝突してしまって、摘発を受けることになってしまったり、その商習慣の違いによって、輸出商品の仕入やその代金決済で躓いてしまったり、さらには社会習慣の違いによる顧客とのトラブル多発などで、結局は、大赤字を出して撤退せざるを得なくなってしまった、といったパターンが典型的な失敗例である、と言えるのではないのでしょうか。 ”